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菅政権は駆け込みで日本解体スイッチを押すのか?

10月9日付けの産経新聞ニュース(「夫婦別姓『前向きに検討』橋本男女共同参画相」

www.sankei.com

によると、12月に夫婦別姓推進を菅政権は閣議決定する予定である。

この件について、政治ジャーナリストの水間政憲氏は、「夫婦別姓の後は国籍廃止、その次は女性宮家創設への一連の流れのシナリオが政権内にできている」とみる。

女性宮家が創設された時点で、神話時代からの天皇の血筋のつながりが女系天皇により途絶えることが決定的になるため、皇室の最も重要な存在理由が失われ、皇室が廃止される道筋がつくことになる。

 

そもそも、現自民党衆議院議員片山さつき氏が自ら述べているように、今でも必要なら夫婦で別姓を名乗ることができ、現状で女性が社会活動をするうえで何の支障もなくなっているという。だから改めて「夫婦別姓」を持ち出す必然性はない。


保守の論客「水間条項TV」 とジョイント! 夫婦別姓必要なし!特定技能2号は現在ゼロ! 参議院議員 片山さつき

 

しかしそれをあえて持ち出すのは、菅義偉総理および歴代自民党政権が執拗に持ち出してきた女性宮家女系天皇の実現をにらんだものであることは明らかである。

安倍政権時代からこうなることは危惧されてきたが、安倍前総理の重しがとれて、一気にまたこの流れが蒸し返されようとしている。

 

すでに複数の識者から、菅総理では今後の激動の世界に対応は無理だという見方がされている。元ウクライナ大使の馬淵睦夫氏は菅政権は短命に終わると予測する。


「ひとりがたり馬渕睦夫」#53 本当の意味での保守政党が今こそ必要だ

 

菅氏も政権が短命に終わるかもしれないという危惧から、女性宮家女系天皇の実現をにらんで、米国大統領選や武漢コロナ騒動のうちに駆け込みで日本解体の一連の仕掛けを起動するスイッチを押そうとしているのではないか。

 

これを阻止するためには、最初の段階である「夫婦別姓」の閣議決定を封じ込めなければならない。

 


『橋本聖子男女共同参画大臣「選択的夫婦別姓推進」発言は「戸籍廃止・女性宮家」の一里塚』第263回【水間条項TV】フリー動画